マンションのキッチンに、栗の木と白いタイルを組み合わせた、とても明るくさわやかな食器棚を、おつくりさせて頂きました。
天然木と、タイルの組み合わせ、絶妙だな・・・と感動するほどとても素敵な食器棚になりました(^^)
今回は、マンションへの施工ということを考慮して、取り付け方法を少し工夫しています。
見た所、壁そのものにタイルを張っているように見えますが・・・。
壁のタイルはパネルごと取り外すことが可能です。
タイル張りのパネルをパーツでつくり、吊戸棚とカウンターに挟み込むといいう方法でで固定しています。
もちろん、大きな地震が来た時のことも考慮して、吊戸棚とタイルのパネルはそれぞれビス止めで壁固定はしています。でも壁そのものに、タイルを張っているわけではないので、移動の際、タイルを壊したりする必要がありません。マンション等にお住まいの方に参考にしていただければ・・・と思います。
それではそれぞれのパーツをご紹介いたします。
まずは、カウンター部分。
栗の木の無垢材で引出し扉枠等をおつくりしています。
木目がナチュラルで優しい感じがいいですね(^^)
冷蔵庫の脇の部分は、OPENスペースにしています。
ここにはゴミ箱を設置する予定です。
引出し収納と扉収納をバランスよく配置しています。
開き扉の中には可動式の棚板が2枚入っています。
この組み合わせは、中に収納するものを自由にチョイスできるので便利だと思います。
吊戸棚は中身の見えるガラス扉にする方も多いのですが、今回はあえての木扉に・・・。
中が隠せるので、安心感がありますね(^^)
明るい白いタイルと栗の木目が良い感じなので、圧迫感もありません。
ちなみに、今回の上の写真のように、天井のと家具の間に隙間が空かないように・・・。
いつもの施工スタッフが、現場できっちりフィラーをカットして取り付けてきました。
今回のポイントはここ。この小さなOPENスペースです。
ここにはル・クルーゼ等のカラフルなお鍋等を置く予定。
素敵なお鍋はインテリアのアクセントにもなるはずです!
天板はステンレス、ヘアライン仕上げです。
写真の納品仕立ては、ピカピカですが、これからガンガン使っても気にならない丈夫さも魅力です。
ちなみに、取っ手は、あえてシルバーではなく、少しだけ、ゴールドの混じったような色味のものをセレクトしました。
栗の木のナチュラルさと、ステンレスのかっこよさのちょうど中間くらいの感じでしょうか・・・。
形も使いやすそうです。
今回はコロナ禍での製作&納品ということもあり、K様を大変お待たせしてしまうという結果になってしまいました。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした・・。
栗の木は経験変化で色合いに深みが出ていきます。
今回は、以前K様のお母さまが頑固おやじで家具をお求め頂いた過去があり、その繋がりに感謝です。
K様本当にありがとうございました!
頑固おやじでは、食器棚、下駄箱、本棚・・・・様々なオーダー家具をおつくりさせて頂いております。
ぜひ皆さんも参考になさってください。気になる方は、いつでもお問合せくださいね(^^)
tsukuba@develop-t.com