ご紹介させて頂く事例はこちらです!
みなさんこれ、なんだかわかりますか???
ヒントはこちら。
正解は、昭和初期の「木製冷蔵庫!!!」です。
今の電気冷蔵庫とは違い、上部の箱に氷を入れ、その冷気が降りて下の扉の中に入れた食料品を冷やす構造の保冷箱です。
内部にはブリキが張られ、断熱材としておが屑などが詰められていました。レトロですね~。
かなりの年代物です。
金具はさびて、少しかたまってしまっています。
この依頼主様は、もちろん自分で使っていたわけではなく、おじい様に頂いたものとのことでした。
さずがに、冷蔵庫として使用する目的はもはやなく、収納家具として再利用したいとのこと。
背中も楢の無垢材です。昭和初期の家具はつくりもしっかりしていますね。
表面の塗装や汚れを落とし、どんどんきれいにしていきました。
塗装を落として、中のきれいな板が見えてきました。
金具は同じものがないため、ひとつずつ外していきました。こちらも磨いて再利用する予定です。
生まれ変わった冷蔵庫がこちらです!!
見違えるような美しさ!昭和初期のレトロなデザインはそのままに、美しい輝きを取り戻しました。
中はブリキを外し、おがくずを取りのぞき、汚れは磨き、新しく板をはって、仕上げました。
新しく棚板を追加して、本棚として使うことができるようにリメイクしました。