頑固おやじの家具は、全国各地の様々な職人さんがつくってくださっています。
中でも創業からの長い付き合い、頑固おやじの家具の代名詞ともいえるのが
「勝見さん」と「酒見さん」の2人の職人さん。
勝見さんの栗の家具と、酒見さんのウォールナットの家具は、頑固おやじの中でも一二を誇る人気の家具。
そこで、「勝見さん」と「酒見さん」この2人の職人さんを詳しくご紹介させて頂きます!
【職人 勝見たけしさん】
実はこの写真はもう20年くらい前の写真です。
たくさんの板に囲まれて、楽しそうにお仕事をしている勝見さん。
この方との出会いがあって、今の頑固おやじがあるといっても過言ではありません。
静岡在住。頑固おやじでは主に栗の木の家具をつくってくださっています。
初めての出会いは、勝見さんのお兄さん、やはり家具職人だった「勝見幸雄さん」。
幸雄さんの家具を見に訪れた工場に、たけしさんの家具が置いてありその世界観にひとめぼれしてしまったのです。
幸雄さんは主に胡桃で家具をつくっていたのですが、たけしさんが色々な材料を試しているうちに
栗が自分にあうと思ったそう。
「自分に一番合うのは栗だな、栗が一番手になじむ」と、感じそれからは栗一筋。
家具をつくるときは木の声が聞こえるそうで、木と対話しながら家具をつくっているのだな・・としみじみ。
勝見たけしさんのワールドはたけしさんにしかつくれない・・・。
笑顔がとってもチャーミングな本当に本当に素晴らしい職人さんです。
勝見さんがつくっている、栗の木の水屋箪笥はこちらから・・・★
【職人 酒見俊郎さん】
家具の産地、福岡県大川市の職人さん。
娘さんや息子さんも同じ会社で働いていて、頑固おやじのスタッフともとても親しくさせて頂いております。
昔は高級婚礼箪笥をつくっていて、全国の有名百貨店に納めていました。
実はこの話にいたるエピソードがございまして・・・。
酒見さんの住んでいた大川市は、箪笥の産地ではありますが、量産品を多く製造していたため、「大川のボロダンス」と揶揄された時代もあったそう。
そんな苦い経験の後、「一流店にしか家具は売らない」と心に決めて、本当に立派な美しいタンスをつくっていたのです。
しかし、時代の流れから、婚礼箪笥は徐々に売れなくなっていきました。
婚礼箪笥の未来に危機感を持ち、新しい方向性を模索していたころ、頑固おやじと出会いました。
頑固おやじのお店で勝見さんの家具を見て、「これだ!」と感じ、急いで帰って無垢材でテーブルをつくります。
その第一号が出来た時、頑固おやじの社長が大川まで呼び出されたのは有名なお話です。
婚礼箪笥づくりで培ったノウハウを生かし、とにかく繊細かつ仕上がりの美しさにこだわった家具をつくっています。
頑固おやじの家具の中で、大人気のウェーブ加工。これは酒見さんの代名詞。
酒見さんの活躍はそれだけにとどまらず、常に時代を先読みしながら新しい表現方法を構築していっています。
見た目はちょっとこわもてなのですが、豪快かつ繊細。とても素敵な職人さんです!
酒見さんがつくっている、「男前のソファー」はこちらから・・・★
他にもまだまだ素敵な職人さんがたくさん頑固おやじの家具をつくってくださっています。
また随時ご紹介させて頂きますので、どうぞお楽しみに!