九州産の楠でおつくりした、程よいサイズのキャビネットをご紹介いたします。
楠は主に西日本~沖縄に生息その中でも九州に多いのが特徴です。
関東ですと、神社のご神木として見かけことがある方も多いのではと思います。
樟脳の原料となるため、すーっとした良い香りがします。
この香りで、防虫、消臭、心身をリラックスさせるなど、多くの効果が期待でき、とても重宝。
ちなみにこのキャビネットを含む、頑固おやじの楠の家具は、宮崎県の橋詰家具さんがつくっています。
さて、このキャビネット、同じ九州産楠でおつくりした小さなお仏壇をのせる台としてもおつくりしいるのですが
お仏壇にあしらわれている格子のようなデザインをそのままキャビネットにもとりいれているので
2つを合わせると下の写真のように、一体感があってとてもしっくりなじみます。
趣のあるすっきりとしたデザインに、楠の温かみがプラスされ、和でも洋でもどんな空間にも取り入れやす仕上がりです。
デザインはとても使いやすくシンプルに。
引き出しがひとつと、開き扉の組み合わせ。
引き出しを開けると、フタがついているのが特徴です。
このフタはのせているだけなので簡単に取り外すことができます。
板があることで、お供えやお花をたくさん飾りたいときに、棚として使うことができるのでとても便利です。
扉を開くと、収納するものの高さにあわせてスぺースを調整することができる可動式の棚板が2枚ついています。
楠の無垢材でおつくりした扉の裏側には、上下に2本そり止めが入っています。
キャビネットの天板は楠の無垢材です。
楠の木目は他の広葉樹と比べると少しおとなしい印象です。
ですが使用する材によっては、写真のように少し色の濃いスジのような木目が入ります。
キャビネットの手掛けの部分は、天板より前に出っ張ているようなデザインです。
実はこの取っ手の形もこだわりのポイントです。
上にのせるためにおつくりしているお仏壇の形とラインがシンクロするデザインに。
どうりで一体感が増すわけです。
※ウレタン塗装からオイル仕上げに変更の可能です。(別注対応のため金額が10%UP)