とてもとても素敵な「組子のキャビネット」を納品させていただきました。
本当に素敵すぎる、組子のキャビネット。実はこのキャビネットはお客様のある思い出話がきっかけで、誕生することになりました。
まさに運命の赤い糸に結ばれた出会いとでも申しましょうか。
今回はその誕生秘話も交えながら、ご紹介させていただきます。
【組子のキャビネット 誕生秘話】
担当させていただのは、水戸店大原専務です。
リビングの収納家具を検討中のお客様とデザインやサイズ等、細かな部分の打ち合わせをさせて頂いておりました。次第に打ち合わせも進んでいき、今回は頑固おやじでおなじみの九州の家具職人「酒見敏郎」さんにつくっていただくことになり、そのことをお伝えした時からまさに急展開。
とてもうれしいサプライズが起こったのです!
かくして、「思い出の組子細工をデザインのメインの扉部分に取り入れた、唯一無二のキャビネット」をおつくりすることとなったのです。
今回のキャビネットはブラックウォールナット材でおつくりしています。頑固おやじでも人気の素材で、深みのある美しい色合いや高級感のある仕上がりが魅力です。
使用する扉の組子のデザインは組子職人さんが考えてくださいました。そして酒見さんが組子が最大限魅力を発揮できるよう、使用するウォールナットの木目の出し方や仕上げ方、また全体の細かなサイズやバランスなどを考えてくださいました。
「角は丸くしてほしい」というお客様の要望も、下の写真のように、デザインの一部として組み込んで、組子職人と酒見さん、そして頑固おやじの総力戦でお客様に満足いただくことを目標に。最高の仕上がりの家具を目指しました。
出来上がったキャビネットは、本当にすばらしく。唯一無二のものとなりました。
組子と家具。2人の職人の力作であることは間違いないです。
お届けに伺ってお部屋に置いた瞬間の、お客様から漏れた感動の溜息が忘れられません。
不思議なご縁でつながって、出来上がった世界に一つの組子キャビネット、私にとっても特別な家具になりました。
この度は、こんな素敵な家具をおつくりさせていただき、本当にありがとうございました!