山桜の無垢材でおつくりした、とても温かみのある小さなお仏壇をご紹介いたします。
日本にいると、サクラと聞くと、ソメイヨシノを想像してしまいますが、家具に使うのは「山桜」。
私たちの地元茨城では、公園のソメイヨシノが少し散り始めたころ、里山が山桜でピンク色に染まります。
もちろん家具用材として使用しているのは、長野県や北海道等の大地で太く大きく育った山桜。
最近は家具用材として良質な山桜もなかなか流通しなくなってきたのでとてもとても貴重な存在だと思います。
優しい木目、するりとした質感、色味は様々で、淡い褐色のものから、黄色みがかったもの、緑っぽいものなど
色々です。使い込むことで光沢が増し、濃く深みのある色に変わっていきます。
山桜の魅力がいっぱいつまった小さな仏壇、きっとみなさんにも気に入っていただけると思います。
扉のデザインはとてもシンプル。4枚の板を並べたようなデザインです。なぜ4枚かと言いますと、2枚ずつたたんで重ねてまとまるようになっていて、スペースをとらないようになっています。
せっかくお仏壇がコンパクトでも、扉を開けたとき、スペースをとってしまうと元も子もありません。写真のように折りたたむことができれば、そんな心配もいりません。
また、手掛け部分はななめにカットしたようなデザインとなっていて、シンプルながらも指がかけやすく使いやすく工夫されています。
中は構成は、上段、中段、スライドトレーの3段。
真ん中部分、背中に2本支柱をたて、見え方を工夫しています。
【内寸】
スライドトレーはお供え物などが多いとき、中のスペースを広く確保できるのでとても便利です。
【トレーをしまった状態】
【トレーを引き出した状態】
【トレーのサイズ】
側面背面もすべて無垢材でおつくりしています。
例えばコストダウンするためには突板などを使用するという方法もありますが、この仏壇はすべて無垢材。貴重な国産の山桜材でおつくりしています。
無垢材の良さはやはりそのぬくもり。
時を経て、徐々に深みが増していき、他では味わうことのできない唯一無二の良さを感じて頂く事がでいるはず。
そしてなんといっても無垢の板はとてもチャーミング。1台1台、表情がかわるので、本当に特別感がありまよね。
【側面①】
【側面②】
前から見ても後ろから見ても、きれいに見えるよう、背板は羽目板にしています。
置き場所に困らないよう、コンパクトサイズでおつくりしておりますが、下の写真のような専用の置台もご用意しております。
どんなお部屋にもなじみやすく、故人の魂を優しくそして暖かく包み込んでくれるような
1台1台おつくりした無垢材のお仏壇。
どこにもない、ここでしかない、そんなお仏壇をお探しの方にぜひおすすめしたい1品です。
素材の変更や、サイズオーダーも可能です。
【使用できる素材】
なら材、栗材、カバ材、山桜材、クルミ材、ウォールナット材等。
【サイズオーダー】
ご希望のサイズでおつくりでいます。
素材やサイズを変更した場合の金額お見積りいたします。