柿渋仕上げを施した、レッドオーク材のシンプルなカウンターボードをご紹介いたします。
とてもシンプルなデザインの、自然な木のぬくもりや温かみを感じることのできる、素敵なカウンターボードです。
扉&引出しはフラットなデザインで、見た目もすっきり。
扉や天板等はレッドオークの無垢材のため、おつくりする家具ごとに木目が違い、自分だけのものであると、保有欲も掻き立てられます。
無垢材ならではの経年変化も楽しみで、長く愛着をもってお使いいただくことのできる1品です。
ものづくりの歴史を感じさせる細やかな心配り。
この家具をつくっている会社は、もともとは婚礼箪笥をつくっていました。
今の時代、婚礼箪笥の需要はほとんどなくなり、生産する数も減ってしまいました。
でもその時に培った技術は今もしっかり生かされてされているのです。
例えば、下の写真の引出しや扉の板の使い方をよーく見て下さい。
木目が横一直線につながっています。
一枚の板を切れ目なく使用する、扉や引出しの板の使い方等に、昔ながらの質の良いモノづくりの技術やこだわりがあり、それが今も引き継がれているのです。
カウンターに必要なのはやはり使いやすさと収納力。
さて、肝心の収納力はというと・・・。上側に引出が全部で6杯。下側は木の開き扉。可動棚が2枚入っています。
生活していると、大なり小なり、実に様々なものがありますよね。
通常引出しは上段に1段だけ・・というデザインのものが多いとは思いますが、このカウンターはあえて引出しを上段に2段おつけてして
細やかなものを収納しやすく取り出しやすいデザインにしています。
もちろん収納の仕方は人それぞれですので、引出しや扉の数をアレンジしておつくりすることもOKです。
引出には手かけがついていないので、どうやって開ければ良いか、一瞬迷ってしまいがちですが、
実はこの引出しは押すと飛び出るプッシュ式。
写真の真ん中あたりと押すと・・・。
ポンと前に出てきます。
扉の引手は、掘り込み式。
Jの字型のすっきりとしたデザインです。
家電棚としてもお使い頂けます。
天板に2口コンセントがついています。家電等を置く事に配慮したつくりです。
ちなみにここでお手入れのお話しを・・・。
家電を置いたり作業台として使用したりすると、水がこぼれてしまったり硬いものをぶつけてしまったりと天板にシミやキズがついてしまうことも。
でも大丈夫。無垢材&自然塗装の家具はお直しができるのです。
このカウンターは柿渋塗りで、仕上げに蜜蝋ベースのワックスを塗布しています。
定期的にワックスを塗ってお手入れしたり、柿渋塗りの家具専用のお手入れセットがございますので、シミやキズがついてしまっても、
手をかけてあげることで、良い状態を保ちながらお使いいただくことができるのです。
※水分等は放置せず、乾拭き等で取りのぞいてください。
キッチンやリビング等、様々な空間にすんなりととけこむシンプルながらも無垢材の暖かさや優しさを感じられるこのカウンター。
飽きがこず、長く愛着をもってお使いいただけると幸いです!
【柿渋塗りの家具のお手入れに関して、必ずお読みください。】
普段のお手入れは、オイル仕上げの家具等と同様、乾いた布での乾拭きがおすすめです。
塗れた布でふく場合は、必ず布を絞っていただき、またふいた後表面に水分が残らないよう、乾いた布などで乾拭きしてください。
自然塗料ですので濡れた布等ふくと表面の塗膜&保護は時間とともに薄くなっていきます。
艶がなくなったり、表面がパサパサしてきたら、蜜蝋ワックス等と塗布して保護してください。
蜜蝋ワックスを塗布する目安は、毎日触れるテーブル等は1~3か月に1回程度、それ以外の場合は3か月から1年程度が目安です。
手をかけて頂く事でより長く良い状態を保ちながらご愛用頂けます。
また、柿渋塗料は鉄と反応して黒くなることがございます。鉄製品のもの等は天板に直接おかず、敷物を強いてお使いいただくなどご注意ください。
【お揃いの食器棚を並べて設置した例】
ブラックウォールナットやブラックチェリー等でお造りすることも可能です。
※樹種の説明は下記をご参照ください。
サイズオーダーも可能です。
樹種やサイスを変更した場合は、金額が変わります。必ず事前にお問い合わせください。